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9月 暮らしの知恵

キャンプで川遊びする時に注意するべき危険とは?事故予防の知識!

投稿日:2018年6月22日 更新日:

夏になると、海や川など水辺で遊ぶ機会が増えますよね。河原は、日陰もありますし、キャンプやバーベキューにはうってつけの場所です。冷たい川に入るのは、気持ちもいいですし、子どもたちにとっても楽しい場所ですよね。しかし、川には危険がいっぱい。川遊びを楽しむために必要な情報を頭に入れて、万全の対策をして出かけましょう!

  

海より危険?川遊びの落とし穴

警視庁の発表「平成28年における水難の概況」によると、2016年に全国で発生した水難事故は1505 件も発生しています。
死者・行方不明者がどのような場所で出ているかを見ると、

1位「海」
2位「河川」
3位「用水路」
4位「湖沼池」となっています。

しかし、中学生以下の子どもだけに絞ると、
1位「河川」64.5%、
2位「湖沼池」「用水路」「プール」
5位「海」となっていて、子供の場合は、河川での水遊びによる事故が多く発生しています。

なぜ、海よりも川での事故が多いのでしょうか?
それは、川の方が浅く、安全だという親の油断が関係しているのかもしれません。しかし、多くの事故が川の浅瀬などでも起きています。保護者は、川の特徴をおさえ、しっかりと危険性を知っておく必要がありますね!

◉川の流れは複雑

川は、上流から下流に向かって、様々な変化を繰り返しながら流れて行くことが、大きな特徴です。
川幅も太いところ、狭いところなどさまざまで、川の流れは緩やかなところと、速いところが混在しています。このように、川は
場所や地形、水量などにより、常に一定していないと考えなければいけません。

◉川底は何があるか分からない

川の底は、プールのように平らではありませんよね。
浅いところ、深いところがありますし、堅い部分や柔らかい部分など様々です。
また、川底の見える浅瀬は、光が底まで当たるので、石に藻が繁殖しやすいです。藻が生えた石は滑りやすく、一度滑ってバランスを崩すと、大人でもなかなか起き上がれません。
他にも、釣り糸やロープ、枝などが落ちていても気が付きにくいため、引っかかったり怪我をしたりすることがあります。

◉岩が多い

川の中には大小さまざまな岩があります。また、左右両岸に突き出る岩もあり、カヌーやラフティングをしていると危うくぶつかりそうになったりします。そのスリル感が楽しみの一つではありますが、川遊びの時は特に気をつけなければなりません。なぜなら、岩場近くの泡立っている部分は、溺れやすいのです!(詳しくは以下で説明します。)

◉水の比重の問題

海と川では、どちらの方が浮きやすいか知っていますか?
水の比重は1です。海水は塩分を含んでいるので、比重が1.023あり、水より重たいため人が浮きやすくなります。
しかし川の水は空気を多く含んでいるため、人が浮きにくいんです。特に岩近くなど白く泡立っているところは、水に空気が入って比重が1より小さくなります。そういうところでは、人は簡単に沈んでしまいます。

未然に事故を防ぐためには?

ここまでで川の危険性については、理解できたと思います。
ではどのような対策をすると、川遊びを楽しむことができるのでしょうか?

①川のリサーチ

「安全な川」というものは、存在しません。ですが、その川をよく調べることで「気をつけて遊べる川」になる可能性はあります。そのためには、ライフジャケットをつけた大人が、
まず川に入って、以下のことをしっかりと調べておくことが大切です。

◉川底に危険はないか
◉急に深くなっていないか
◉川の流れの速さはどうか

これらを調べて、遊んでもいい範囲を子どもにしっかりと伝えましょう!

また、こんな便利なサイトもあります。
【河川財団の全国の水難事故マップ】
http://www.kasen.or.jp/mizube/tabid118.html

こちらを見ると、川の事故が同じ場所で起こっているのがよくわかります。
遊びたい川がこちらに該当している場合は、避けた方が安全です。

②ライフジャケットの準備

川遊びにライフジャケットは必須アイテムです。膝下の深さの川でしか遊ばないとしても、万が一、子どもが流された時につけているのとつけていないのでは大違いです。
子どもは身体が小さいので、落水時に脱げてしまわないよう、股下ベルトの付いているものを選びましょう。

③服装

基本は、濡れてもいい服装です。水着の上に長袖のラッシュガードを着せることをオススメします。
というのも、綿などのTシャツは濡れた時に乾きにくく、体温を奪ってしまいます。
そして絶対にNGなのがジーンズ素材の服。
水を吸うとかなり重たくなり、沈みやすくなってしまいます。

靴は、濡れてもいい運動靴や、かかとがしっかり固定されるスポーツサンダルなどでもOKです。運動靴は、紐が枝などに引っかかってしまうことがあるので、紐なしのものがいいですよ。
クロックスやビーチサンダルは脱げやすく、川ではとても危険なのでやめましょう。
「リバーシューズ」とよばれる、靴底が川で滑りにくい素材でできているものもあるので、用意できるのであれば、さらに安心ですね。

④天候を読む

今遊んでいる場所が晴れていても、上流や流域の雨によって、一気に川の水が増水することがあるので、周辺の天気にも気を配りましょう。
雷が鳴ったり、黒い雲が見えたりしたら危険なサインです。
また、急に水が濁ったり枝や落ち葉が流れてきたら、鉄砲水が発生していることがあります。
小雨でも、雨が降り出したらすぐに川から上がらせ、川から離れたところに移動するようにしましょう。

いざという時のための救助の方法を知っておこう

万が一、目の前で遊んでた子どもが川に流されたら、、、
考えるだけでゾッとします。
とっさに川に飛び込んで助けたくなりますが、これは絶対にやってはいけない方法。二次被害者を出さないためにも、救助の方法を知っておきましょう。

①助けを呼ぶ

一人で助けることはできません。まずは、大声を出し、近くの協力者を求め、「119番」に連絡をしましょう。第一発見者は、溺れている人から目を離さないようにしましょう。

②要救助者を浮かせるものの用意

子どもは、ライフジャケットを身につけていますか?
ライフジャケットを着けている場合は、両手を広げてバランスを取って身体を上を向かせると、浮力で自然と浮きます。無理に立たないで、自然の流れに身を任せる方が安全です。

何もつけていない場合は、一刻も早く浮くものを渡さなければなりません。
ペットボトルがあれば、少量の水を入れると狙った方向に飛んでいきやすくなります。
その他、空気を入れたビニール袋、クーラーボックスなど、何か掴まれるものなどを渡してあげます。
ロープやズボンなどを投げて捕まらせて引き寄せることもできますが、川の流れは速いので、一人で行うと自分も引っ張られてしまうことがあるので注意が必要です。

③溺れた人には背浮きの指示

何か浮く物を手にできたら、大丈夫だと安心させる声がけをしましょう!溺れている人はパニックです。こちらがしっかりしていないと混乱するだけです。
投げ込んだものを胸で抱えて、背中を水につけて浮くよう指示します。小さい子には、「ラッコみたいになって!」など分かりやすく指示しましょう。

④最後の手段として、泳いで助けに行く

119番に連絡してから、救助が到着するまでの時間が約8分と言われています。山奥の川などでは、到着にもう少し時間がかかるかもしれません。
救助を待っている時間がない、、、
しかし、できる準備をしてから川の中へ入らなければ、素人による救助は成功しません。
救助に行く際は、

◉厚手の衣服や長袖、長ズボンは脱ぐ
◉浮く物を持って助けに行く
◉水に入る時は足から入って、溺れている人を見逃さないようにする
◉溺れている人には、近づきすぎず、浮くものに捕まらせる

子どもとはいえ、しがみつかれると、一緒に溺れてしまうこともあるので、ロープなどで引っ張ってあげたり、一緒に浮いて救助を待つなどする方が安全なようです。

まとめ

子どもを川で安全に遊ばせるためには、親の知識がないと本当に危険です。
ですが、危険性を認識し、子どもにもよく説明しておくことで、楽しんで遊ぶことができます。
河原でのバーベキュー、花火などはとても楽しく、大人もはしゃぎがちですが、子どもから絶対に目を離さず、大人が正しい知識をもって遊ばせてあげましょう。

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