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夏目漱石はなぜ千円札に起用された?お札肖像にどんな選定理由が?

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普段何気なく支払っている紙幣ですが、
よくよく見ると細部まで細かく描写され日本の技術が盛り込まれています。

簡単に偽造されると困るのでそうなっているのは分かりますが、
なぜ紙幣にはよく人物の肖像画が描かれているのでしょうか。

 今は変わってしまいましたが、
特に夏目漱石は千円札に起用されお馴染みの存在でした。

他にも文豪はたくさんいるなかで、なぜ夏目漱石が選ばれたのでしょうか。
今回は身近なものでもあるお札に関する事をまとめてみました。

  

なぜ夏目漱石が選ばれたの?理由は?


 名立たる文豪を抑えて夏目漱石がお札の肖像画に選ばれたのは、
やはり知名度の高さからでしょう。

有名な文豪は他にもいますが、
時代を超えてヒット作が読まれ続けているという点は漱石ならでは。
また代表作を複数持ち、誰もが知っているのもすごい事ですよね。

 今の千円札は野口英世、その前は夏目漱石、その前は伊藤博文が肖像になっています。
伊藤博文は1963年~1986年まで、夏目漱石は1984年から2007年まで。
野口英世は2004年から肖像として描かれています。

まだ野口英世は起用されてから十数年、
そろそろ千円札のイメージとして根付いていそうですよね。

しかし、思ったよりも夏目漱石のイメージが強く残っており、
未だに千円札の肖像を夏目漱石として答える方も多くいるのだとか。
知名度が高いのも善し悪しなのかもしれません。

お札の肖像はどうやって決める?


 そんなお札の肖像ですが、誰がどういう基準で選んでいるのでしょう。
まず誰が選んでいるかについてですが、
通貨行政担当である財務省と発行元の日本銀行、製造元である国立印刷局

この三者で協議が行われ、最終的には財務大臣が決めることになっています。
肖像の選び方に明確なルールは決められていません。

ただ選定理由としては、

・日本国民が世界に誇れる人物で、教科書に載っているなど、一般によく知られていること。
・偽造防止の目的から、なるべく精密な人物像の写真や絵画を入手できる人物であること。

 この2点の理由を踏まえ、近年では明治以降に活躍した文明人がよく選ばれています。
肖像画描かれる事によって偽造防止になるのか疑問に思うかもしれませんが、
人の目の特性として人の顔や表情ならわずかな違いでも気がつきやすいのだそうです。

選定にもかなり時間をかけて検討を重ねる様で、
夏目漱石などへの変更の際は変更までに約5年もかかったと言われています。

お札に関する豆知識!


 そこまで慎重に検討を重ねるお札の肖像画、
今まで何人がお札の肖像として起用されているか知っていますか。

始めてお札に肖像画が描かれたのは1881年のこと、
それ以降から現在のお札を含めると計17名の人物が肖像になっています。

130年あまりで17人と考えると少ない気もしますが、
一人あたりで考えると約8年となり妥当な気もしてくる人数ですよね。

 では誰が一番多く肖像として用いられているかというと、
皆さんお馴染みの聖徳太子です。

百円券の時代から千円と五千円を経て、お馴染みの一万円にもなっています。
その種類はなんと7種類もあるそうです。

しかも肖像画は使い回しされませんので、どの紙幣でも違う聖徳太子の肖像画が使われています。
微妙な違いだったり、絵のタッチが違ったりと並べると結構違って見えますよ。

ただ普通に使っている場合には気づかない様なレベルのお話ですよね。
また肖像や大まかなデザインは変更せず、一部デザインが変更されている事もあります。
ホログラムの追加や形の変更など、より偽造されない様な工夫が施されているのです。

まとめ


 普段は気がつかないものですが、お札は国の象徴ともいえる発行物です。
そこには知られていない知恵や技術がぎゅっと詰まっているもの。
今度お札を手に取る際には少しまじまじと見て、その工夫を感じて下さいね。

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