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年間行事 雑学 3月

お花見っていつから始まった?なぜ桜なの?起源や由来は?

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季節になると咲き誇る美しい桜。
人々の目を楽しませてくれる季節の風物詩でもあります。

桜と言えば毎年お花見をされる方も多いはず。
日本ではお馴染みのお花見ですが、いつから行なわれているのでしょうか。

 また桜は日本を代表する花でもありますが、
その他の花ではお花見するというのを聞いたことはありません。
なぜお花見といえば桜なのか、起源や由来も気になりますよね。

今回はそんなお花見の歴史や起源についてをまとめてみました。

  

お花見はいつから始まった?

 
 現在では一般的に行われている花見ですが、
日本においてはいつから行われているのでしょうか。

調べてみると花見が庶民に広く広まっていったのは江戸時代。
なんとこの時代にはすでに桜の品種改良も行われており、
植樹も盛んに行なわれていました。

 具体的には八代目将軍の徳川吉宗によって浅草や飛鳥山に桜が植えられ、
庶民への行楽として花見を推奨したそうです。

江戸の城下にも桜の名所が数々存在しており、
上野寛永寺、飛鳥山、隅田川堤は桜の名所として知られていました。

その様子は落語としても話ができるほどで、
花見を題材とした『長屋の花見』や『あたま山』などの話があります。

 また花見弁当が広まったのも江戸時代のことで、
花見とセットで花見弁当が欠かせないものとして定着しました。

なぜ花見弁当が段重ねになっているのか不思議に思っていましたが、
その理由は日本酒も一緒に持ち運べる様にとの配慮からだそうです。

昔は正式な重箱として「提重」という取っ手のついた重箱が使われ、
花見をしながらご馳走とお酒を楽しんでいました。

お花見の起源は?由来は?


 習慣化したのは江戸時代ですが、日本における起源は奈良時代の行事と言われています。
そもそも花の鑑賞というともとは“梅”が主役でしたが、
平安時代には花の鑑賞の主役は次第に“桜”に移り変わっていったそうです、

その様子は和歌に歌われている数からも窺い知る事ができます。
『万葉集』には桜が43首、梅が110首程度登場しています。
しかし、その後の『古今和歌集』では桜が70首、梅が18首と逆転しています。

 なぜ逆転現象が起こったかと言うと、桜の花見が貴族の間で流行り始めたから
流行りがすぐに広まったことによって、桜の美しさが広く知られる様にもなりました。
831年には天皇主催の定例行事としても桜の花見が取り入れられています。

その後、鎌倉・室町時代には貴族文化としての花見が武士へも広がりを見せます。
そして江戸時代にはついに庶民にまで広がり桜の花見が一般的な行事として根付いたのです。

 桜の花見はただ桜の美しさを鑑賞するだけの行事ではありません。
桜を見に訪れるのは人間だけではなく、その美しさに田んぼの神様も見に訪れるとされていました。

農家の人にとっては大切な神様ですので、
美味しい料理とお酒で花見を楽しむだけでなく田んぼの神様へ豊作を祈る行事でもあったのです。

なぜ桜?品種は何?


 そんな大切な行事でもある花見に桜が選ばれているのかというと、桜は春の訪れるを知らせる花だから。
その時期に桜が咲くことによって、神様が訪れて田植えの時期を知ることができるとされています。

実はそれは桜の名前にも表れており、
「さ」は田んぼの神様「くら」は神様の座る場所という意味もあるそうです。
桜はその時の収穫を占う、重要な役割をもった花として扱われていました。

 現在では桜と言えば、「ソメイヨシノ」という品種が有名です。
昔は「ヨシノザクラ」という名前でしたが、区別のために「ソメイヨシノ」になります。
原生の桜である山桜で有名な吉野山のものと区別する為の改名とされています。

「ソメイヨシノ」は江戸時代に品種改良で生み出されたものですが、
これほど主流になったのは明治期以降の人工的な植樹によるものだそうです。
これだけ日本で愛されている桜ですが、
その8割が「ソメイヨシノ」だと思うとすごい気もしますね。

まとめ


 これだけの歴史があるお花見。
ずっと昔から桜が日本人を楽しませてくれているのがよく分かりますね。

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