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年間行事 雑学 5月

「八十八夜」って2019年はいつ?子供に分かりやすく説明しよう

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歌で有名な八十八夜ですが、実際にいつかと言われると分からないもの。
ましてなんで八十八なのか?と聞かれても、困る方が多いのではないでしょうか。

大人はそんなものと思っていても、
子供って割とそういった細かな所が気になるものですよね。

 今回は「八十八夜」の意味を、
子供に分かりやすく説明ができるようまとめました。

ふと考えるとなぜ夜を数えるのか不思議に思っていた方もいると思います。
その理由についても調べてみましたよ。

  

八十八夜って?2019年はいつ?


 そもそも「八十八夜」とは何かというと、雑節のひとつ。
季節の移り変わりを掴むために作られたもので、節分や彼岸の仲間です。

「八十八夜」とは言うものの、何を起算として数えるのでしょうか。
その答えとしては「立春」になります。

「立春」を起算として88日目、立春の87日後の日が「八十八夜」に当たります。
2019年で言えば、「立春」が2月4日ですので「八十八夜」は5月2日

 なぜ八十八なんて中途半端な日を大事にしているのかというと、
農作業を始める基準として用られていたから。

八十八歳を米寿と呼ぶように、「米」という漢字は八十八に分解できます
気候も落ち着いてきたこの季節、農作業に適しているとされています。
農家にとっては作業の目安となる大切な日だったのです。

お子さんに説明する際には、

「春から夏に変わって行く時期で農家さんが立春から88回寝て待って、
          農作業を始めるスタートの日にしているんだよ」

そんな風に説明してあげると分かりやすいかもしれません。
子供にとってもお正月のように、寝て待つのは分かりやすいですよね。

なぜ夜が付くの?理由は?


 子供と違って次第に寝て待つという考えが無くなってしまう大人、
正直夜を数えるくらいなら日で数えた方が分かりやすいと思ってしまいますよね。

ただ八十八夜の場合は夜を数える理由がちゃんとあるのです。
その理由は2つあります。

 

ます1つ目の理由としてもともと「太陰暦」を使っていたから。

今ではお馴染みの「太陽暦」「グレゴリオ暦」は太陽を基準と考えます。

月の満ち欠けを基準としていた「太陰暦」の時代を考えれば、
夜を数えるのもあまり変には感じませんよね。

2つ目の理由としては農業に関係

「八十八夜の別れ霜」や「八十八夜の泣き霜」というものがあります。

農作物に被害を出す遅霜が発生する時期でもあり、その霜は夜から明け方にかけて発生します。
「夜に注意」という意味を込めて、「夜」という字が付いているとも言われています。

お茶との関係は?茶摘みの歌?


 「八十八夜」と聞くと誰もが思い浮かべる「茶摘み」という歌。

『夏も近づく八十八夜 野にも山にも若葉が茂る
 あれに見えるは茶摘みぢやないか
 あかねだすきに菅(すげ)の笠

 日和(ひより)つづきの今日このごろを
 心のどかに摘みつつ歌ふ
 摘めよ摘め摘め摘まねばならぬ
 摘まにゃ日本(にほん)の茶にならぬ』

歌にもある様に、「八十八夜」は茶摘みの時期でもあります。
この頃に積まれた茶葉は「新茶」や「一番茶」と呼ばれ、
冬に養分を蓄えた栄養価の高さが特料です。

 「新茶」「一番茶」は地域によっても時期が違いますが、
この時期のお茶は健康に良いとされており、
病気にならないとか長生きできるとも言われています。

また「あかねだすきに菅(すげ)の笠」と「摘まにゃ日本(にほん)の茶にならぬ」、
この部分には様々なバリエーションが存在しています。

お茶で有名な宇治周辺において、

京都府宇治市    「茜襷に菅の笠」
京都府相楽郡和束町 「摘まにゃ和束の茶にならぬ」
奈良県奈良市    「摘まにゃ田原の茶にならぬ」

地名が入り、地域ごとの茶摘み歌になるのは納得ですが、
「茜襷に菅の笠」とは何か気になる方もいるのではないでしょうか。

これはお茶を摘む時に掛けられるもの。
茜には止血効果があり指先を怪我しやすい茶摘み時に、
たすきの茜成分をすり込みながら作業を行うそうです

茶摘みでお馴染みのあの衣装にもちゃんと理由があるのですね。

まとめ


 この時期にしか飲めない新茶、ぜひゆっくりと味わってみたいものですね。

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