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暮らしの知恵 雑学 7月

七夕は世界中で日本だけじゃ無い?海外の面白!七夕事情7選

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日本では季節の風物詩として定番行事となっている七夕ですが、
世界においてはどの様な扱いになっているのでしょうか。

七夕で有名なのは、織姫と彦星の七夕伝説。
名前からして日本や中国だけの行事なのでしょうか。

 今回はそんな七夕について、世界における七夕事情を調査してみました。
世界における七夕はどんな行事として認識されており、
どの様に行事が行なわれているのかをまとめてみました。

  

元祖はどこ?どんな伝説?


 やはり元を辿ると七夕の伝説は中国から伝来しています。
ただ調べると面白いのは実在した漢の武帝が七夕という日を作ったと言われていること。

どんな七夕伝説が残っているのか調べてみると、
この漢の武帝は博望侯張騫(はくぼうこうちょうけん)という男に「天の川の源を探ってこい。」と命じました。

張騫は何日何ヶ月も夜と昼の区別がつかなくなる程の間、旅を続けるとある所に漂い着きます。
側には大きな館があり、大勢の女が機を織っていました。しばらくすると一人の男が牛を連れ、水際にやって来て、水を飲ませはじめました。
男は張騫に気がつくと顔をまじまじと見て、張騫がいる事に驚き話しかけます。
張騫が男に対し、「ここはどこか?」と尋ねると、
男は、「お前は蜀の厳君平を知っているだろう?その男がここがどこか知っているよ。」と言いました。
張騫は何が何だかわからず、また浮き木に乗るともとの浜辺にたどり着きました。そして蜀の厳君平を訪ねると今までのいきさつを話しました。
厳君平によると、「君が不思議な目にあった頃、
空の天の川のほとりにある斗牛に星が近づいた。君は天の川に行ったんだよ。」と答えたそうです。

 ある種、神話の様に語り継がれていた七夕伝説ですが、
こうして歴史の史実と交わる記述があるのが面白いですね。

中国においては天の川というのは、海と繋がっていると考えられています。
海上に浮かぶ浮木は天界の住人が人間の世界と行き来するために使う乗り物と言われています。

願い事を書いた笹を川に流すと、それは浮き木となって天の川にいつかたどり着く。
そんな信仰があるからか、現在でも七夕の笹飾りを川へと流す地域もあります。

アジアでの七夕は?どんな行事?


 七夕の行事というのは中国大陸、日本、韓国などアジア圏における節供です。
日本においては、七夕に笹飾りを飾って短冊へ願いを書く行事となっています。
同じ節供ではあるものの、現在の行事としてのあり方は変わっています。

それではそれぞれの七夕事情がどうなっているのか見てみましょう。
まずはもともとの七夕文化があるアジアについてをまとめてみました。

①中国

七夕は七姐(織女)を祭り、手先の器用さを得て良縁を得る事を願う行事でした。
乞巧奠(きこうでん)と呼ばれ、日本にも伝わっているものです。
ただ現在では「愛情節」と呼ばれ、「中国のバレンタインデー」として扱われています。
中国において七夕はバレンタインデーの様な稼ぎ時になっているそうです。

②韓国

韓国において七夕は「チルォルチルソッ」と呼ばれ、絶対に雨が降る日と信じられています。
その理由は牽牛と織女が1年ぶりに会ってうれし涙を流すため。
夜に雨が降れば再開の嬉し涙とされ、2日にかけての雨は別れを惜しむ涙といわれています。
各家庭ではミルジョンビョン(小麦粉で作ったせんべい)とヘッグヮイル(季節の果物)を供えます。
女性らはチャントッテ(醤油がめやみそがめを置く高台)の上に水(井戸水)を供え、
家族の長寿と家庭の平安を祈願するそうです。

③台湾

台湾における七夕は、七娘媽(織女)の誕生日とされています。
また七娘媽(織女)は子供の守護神ともされており、
子供がいる家庭では七夕の晩に床母(16歳以下の子供の守護神)を祀る風習があります。
台湾においても現在はバレンタインデーの様なプレゼント交換の日になっています。

その他、世界の七夕事情は?


 それでは、アジア以外のその他の地域において七夕はどうなっているのでしょうか。

④アメリカ

南加宮城県人会が協賛し、2009年から「ロサンゼルス七夕祭り」が開催されています。
時期は日本と異なり8月中旬頃、ロサンゼルス内のリトルトーキョーにて
二世週日本祭(二世ウイーク)に合わせて開催されています。

⑤ブラジル

仙台市の七夕飾り制作を参考に毎年7月に「サンパウロ七夕祭り」が開催されます。
アメリカと同様に日系移民が多い事から始まったお祭ですが、
現在ではその垣根を超えて大規模なイベントへと発展しています。

⑥ベトナム

中国と似たような七夕伝説が伝わっているベトナムですが、
最後2人の為に橋を作る鳥がなぜかカササギではなくカラスと信じられています。
特にお祭は行われませんが、七夕伝説もあり7月は「カップルの月」とされています。

⑦フィンランド

フィンランドの七夕伝説は非常にロマンチックです。
ラミスとサラミという仲の良い夫婦、死後は別の星になってしまうものの、
死後も一緒にいたいと願い星屑を並べ二人の間に光の橋を作ります。
二人が長い年月をかけて作った光の橋が「天の川」であるという伝説。
とっても素敵な七夕伝説ですよね。

まとめ


 日本の様に七夕に特別な行事がある訳ではありませんが、
世界各地にも七夕伝説は残っている様です。
それぞれのお国柄も反映されていて、面白いですね。

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