現代では、働いた対価として、給料が支払われますね。給料日になると、わくわくする人も多いでしょう。
あなたは、その給料をどんな風に使っていますか?
生活費、ご褒美の外食、ローンの支払い、貯金、など人によって使い道はさまざま。
しかし、給料の貯蓄、できていますか?
今日は「貯蓄の日」という記念日について、調べてみました。
貯蓄の日って知ってる?
「貯蓄の日」は10月17日です。
昭和27年(1952年)に日本銀行が定めた記念日です。
この記念日には、「お金を無駄遣いせず、大切にしよう」という思いが込められています。
では、10月17日なのでしょうか?
それは、毎年10月17日に伊勢神宮で行われる、神嘗祭(かんなめさい)に由来しています。
神嘗祭とは?
神嘗祭(かんなめさい)とは、五穀豊穣と収穫を感謝する神事です。
年間1500回にも及ぶ、神宮の恒例のお祭りの中でも、最も重要なお祭りとされていて、その年に収穫された新穀を、まず最初に天照大御神にささげて、御恵みに感謝するお祭りのことです。
この日は伊勢神宮のお正月とも言われており、神嘗祭を機に装束などを、一新するのも特徴です。
明治時代の改暦以前は、9月に行われていましたが、現在は10月17日に行われています。
農耕民族である日本人にとって、この日はとても重要な日とされていました。
現代では、労働の対価として金銭をもらうようになりましたので、給料が収穫ですよね。
そこで、収穫したお金を大切に使いましょう、という意味をこめて、日本銀行がこの日を「貯蓄の日」としたのです。
貯蓄について考えよう
みなさん、貯蓄、できていますか?
筆者は現在妊婦。育児休業中で、上には現在3歳になる男の子がいます。
旦那さんの稼ぎに頼る、一馬力のわが家の家計は火の車状態が続いています。
もっと、貯蓄しておけばよかった!と後悔する日々。
ですので、上手に貯蓄できるコツを調べてみました。
◉お金のため時を知る
①独身時代〜夫婦のみ世代
②子どもの幼少期
③子どもの独立後
①時期には、そこそこ貯めていたんですけどね。住宅購入や車の購入で貯蓄はだいぶ減りました、、、そして第一子の誕生となり、今に至ります。
今回は、特に②の時期について考えてましょう。
この時期は、2つに分けて考えます。
第1期は、産まれてから保育園や幼稚園に入るまでの時期。第2期は、小学校低学年時期です。
というのも、保育園や幼稚園の保育料や授業料がばかになりません!政府は2019年10月から3歳児以上の保育料、授業料の無償化を掲げていますが、実現するのかはまだ未定です。
しかも、保育料が高いのは、2歳児まで。ここは、無償化の対象ではないので、かなりの出費が予想されます。
また、小学校高学年になると、習い事が増えたり、修学旅行の積立金があったりと支出が膨らみます。
ということで、入園前、または小学校低学年時期が貯め時というわけです。
◉「子ども貯金」をしよう!
お子様が生まれたら、なるべく早くその子の銀行口座を作ります。そして、3歳までに、100万円を目標に貯金します。100万!?と思うかもしれませんが、工夫次第では可能な貯蓄額です。
旦那さんや自分の給料が急に上がることは、ほとんどありませんので、どうにかして貯金をするには、子ども手当てを有効利用しましょう。
子ども手当ては、基本的に、子どもが3歳になるまでの間、毎月1,5万円支払われます。
ここに、できれば家計から1万円を追加すれば、(できない場合は無理しないで下さい)毎月2,5万円貯金できることになります。
2,5万円×12ヶ月×3年=90万円!
そこに、出産祝いで頂いた祝儀などを足せば、100万円達成できそうですね!
仮に、子ども手当てだけの場合は、
1,5万円×12ヶ月×3年=54万円。
ボーナスなどから、少し貯金に回すことができれば、十分な額が貯蓄できそうです。
まとめ
子どもか大きくなると、教育費などで出費はかさむ一方です。
貯蓄の日を機会に、お金の大切さについて考え、自身の貯蓄について見直してみませんか?